有形文化財(町指定文化財32)
昭和50年3月10日
浄光寺
これらの板碑は、町内最大級の板碑で、どちらも名号を緑泥片岩に薬研彫りし、鎌倉時代末期の特徴をよくあらわしています。
また、この寺では小型の板碑が南側の墓地から発見されました。
これらの板碑の文字は一遍流(一遍は時宗宗祖)と呼ばれるものであり、宗祖が下野国に巡化した記録があるので、時宗の信者(時衆)が増加し、それらの信者によって建立された供養塔と思われます。