民俗文化財(町指定文化財24)
昭和47年12月1日
西木代自治会
石幢は石塔の一種で、六角又は八角形をしており石の柱に屋根をつけたようなもの(単制石幢)や石燈籠のような形をしたもの(重制石幢)があります。
この石幢は宝珠・笠・塔身(龕部)・中台・竿・基礎の六つの部分からなる重制石幢です。基礎と竿の部分は失われていますが、町内でも数少ない貴重なものです。塔身部には像高15cmの六体の地蔵が刻まれており、むかしこの地方に古くから「六地蔵信仰」があったことを示す資料として大切なものです。