史跡(町指定文化財8)
昭和43年4月1日
上三川町
この石室は、昔この地にあったかぶと塚古墳の横穴式石室です。かぶと塚古墳は直径約40mの円墳で、2段に土を盛り上げてあり、その姿が「兜(かぶと)」に似ていたことからこの名がつきました。
古墳の盛土は、長い間に取り除かれ、今では大きな石を組み合わせた石室が、むき出しになっています。
石室は偏平に切った凝灰岩を使っており、特に入り口が板石を四角にくり抜いてあるのが特徴です。