天然記念物(町指定文化財2)
昭和43年4月1日
満願寺
このカヤの木は上三川町内にあるものの中で最古・最大のものです。
カヤはイチイ科の雌雄異株の常緑高木です。県内では神社・お寺の境内に植えられることが多いです。宮城・山形両県以南に分布しますが、栃木県では北西部の山地にわずかに自生します。
葉はモミの葉に似ていますが、つぶすとヤニのにおいがします。実は食用になり、また油をとって主に神仏に供える灯明の燃料にします。
樹高13.7m、胸高周囲3.28m、枝張東西17.4m、南北13.7m、推定樹齢330年。