天然記念物(町指定文化財1)
昭和43年4月1日
長泉寺
この木は2本が癒着したもので、まるで1本のようにみえます。昭和57年8月の台風10号により、西側の幹が倒れたので補強しました。このとき折れた枝の年輪から推定すると、永正元年(1504年)に上三川城主今泉盛朝が長泉寺を建て、天栄祥貞和尚を迎えて開山した時、和尚自ら植えた記念の木との伝承による樹齢とほとんど一致します。
コウヤマキはスギ科の雌雄同株の常緑高木です。この名は紀州高野山に多いことからつけられました。樹高18.1m、胸高周囲4.02m、枝張東西8.4m、南北8.2m、推定樹齢500年。