文化財の活用について皆さまと一緒に考えます!
概要
文化財をどう活用するか、活かすか、観光学の専門家である秀明大学教授樋口誠司先生をお招きし、まちづくりにおける文化財の役割や可能性について探るシンポジウムを開催します。
テーマは「瓦で上三川の未来を考える」。
当日は、特別に町指定無形民俗文化財
「太々神楽」の演舞もご覧いただけます!
楽しい雰囲気のシンポジウムにしたいと考えておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。
内容
令和8年2月7日(土曜日)午後1時から午後3時30分
- アトラクション…太々神楽(太々神楽保存会)
- 報告…上三川町文化財保存活用地域計画について
- シンポジウム…「瓦で上三川の未来を考える」(秀明大学准教授樋口誠司先生)
なぜ瓦?
国指定史跡「上神主・茂原官衙遺跡(かみこうぬし・もばらかんがいせき)」は、上三川町上神主と宇都宮市茂原町とにまたがって所在する、奈良時代から平安時代の河内郡にあった役所跡(官衙)です。
政務を行う政庁(せいちょう)と税として集めた稲などを保管する倉庫が集まる正倉群(しょうそうぐん)で構成され、正倉群にあった唯一の瓦葺建物の屋根にふかれていた瓦には人の名前が刻まれていました。
「酒部(さかべ)」や「神主部(こうぬしべ)」など、当時の人々約100名の名前が確認されています。
役所跡の遺跡から、人名を刻んだ瓦がまとまって出土することは全国的にも珍しく、当時の人々の名前の分かるとても貴重な資料として、令和6年8月に重要文化財に指定されました。
そんな上三川町を代表する文化財である「瓦」を切り口に、文化財の活用方法を考えます。
刻書瓦の詳細は
こちらをご覧ください。
太々神楽とは?
上三川町の太々神楽は約200年の伝統があり、古事記などの神話に基づく12の演目を、春には五穀豊穣の祈願、秋には収穫の感謝を込めて行われます。
現在、この神楽は「太々神楽保存会」の方々を中心に受け継がれおり、現在でも町内神社等においてこの神楽舞が奉納されています。
申し込み
どなたでもご参加いただけます。
こちらのフォームよりお申し込みください。(定員70名)
会場
上三川町ORIGAMIプラザ上三川日産ホール
住所:栃木県河内郡上三川町大字上三川4173番地1
問合せ先
上三川町教育委員会生涯学習課文化係
電話:0285-563-3510