有形文化財(町指定文化財26)
昭和47年12月1日
東汗
満願寺
この薬師堂は大正14年(1925年)の寺有財産帳によると、享保元年(1716年)10月に建てられたと記録にあり、江戸時代中期の建物であることがわかります。
正方形に近い三間堂(柱と柱の間が三つある建物)で、屋根は「宝形造り」という造り方をしています。均整のとれた美しい建物で、軒の組みものや、内部の彫刻には江戸時代の気風がよくあらわれています。