令和6年10月分より下水道使用料を改定します
町では下水道事業は昭和63年の供用開始以来、下水道使用料を値上げすることなく事業運営をしてきましたが、汚水を処理するために必要な費用を下水道使用料で賄えておらず、一般会計からの繰入金を補てんして運営している状況です。
下水道事業は公営企業として独立採算による経営が原則であることから、下水道事業経営の健全化を図るため、令和6年10月分から段階的に下水道使用料の改定を行います。
下水道事業を持続的かつ安定的に運営していくために必要な改定となりますので、ご理解とご協力をお願いします。
改定前と改定後の下水道使用料比較
改定前と改定後の使用料比較表
料率 |
汚水量 |
改定前 |
改定後 |
基本料金 |
~10m3
|
1,000円 |
1,200円 |
超過料金
(1m3につき) |
11m3~30m3
|
100円 |
120円 |
31m3~50m3
|
110円 |
130円 |
51m3~100m3
|
120円 |
140円 |
101m3~ |
130円 |
150円 |
※税抜きの表となります。
下水道使用料早見表
早見表(税抜き)(pdf 190 KB)
早見表(税込み)(pdf 190 KB)
下水道使用料Q&A
Q1:改定はどのように決まりましたか?
令和5年9月から計4回、町議会議員、学識経験者、受益者の公募委員で構成される「上三川町下水道審議会」において、下水道使用料の適正化について審議され、その答申を受け、下水道使用料の改定について令和6年3月議会を経て決定しました。
Q2:どのくらい上がるのですか?
概ね2割の値上げとなります。
10m3ごとの使用料比較表
汚水量 |
10m3
|
20m3
|
30m3
|
40m3
|
50m3
|
改定前 |
1,000円 |
2,000円 |
3,000円 |
4,100円 |
5,200円 |
改定後 |
1,200円 |
2,400円 |
3,600円 |
4,900円 |
6,200円 |
差額 |
+200円 |
+400円 |
+600円 |
+800円 |
+1,000円 |
Q3:上三川町の下水道使用料は他市町に比べてどうですか?
上三川町の下水道使用料は、20m
3あたりで比較すると旧料金2,000円は県内で最も安く、新料金2,400円でも安いほうとなります。
Q4:令和7年度以降の値上げの予定はありますか?
汚水を処理するために必要な費用を下水道使用料で賄うには約4割の値上げ改定が必要ですが、下水道審議会の答申により、一度に大幅な値上げをするのは使用者の皆さまに大きな負担をかけることから、段階的な値上げを行うこととし、次回は3年後を目途に見直しを予定しています。